雨晴れて傘を忘れる/対人関係

『雨晴れて傘を忘れる』

「病治りて医師忘れる」とも言います。とかく恩や感謝は忘れがちなもの。しかし、感謝の欠如は小さなことではありません。傘や医者も、そして何でも、当たり前のものとみなす傾向を改める必要があるかもしれません。感謝できるか否かはその価値を高く評価できるか否かによります。そして、健康、命、さらに平凡は生活でさえ決して当たり前のものでないことに気付くとき、心から「ありがとう」と言えるようになるに違いありません。
━Check Point━
 □①感謝は忘れがちなもの。
 □②感謝の欠如は決して当たり前のものではない。
 □③何でも当たり前のものと見なす傾向を改める。
 □④物事を高く評価できる目を養う。
 □⑤心から「ありがとう」と言えるようになる。
「雨晴れて傘を忘れる」
受難の時が去ると、その時に受けた恩を忘れてしまうということ。
「病治りて医師忘れる」
病気が治ると医者のことを忘れてしまうように、困難なことが過ぎると世話になった人のことを忘れてしまうということ。

■「ありがとう」(thank you)は簡単な言葉だが人を爽やかにする言葉。